墓じまい・墓石回収・永代供養の専門業者 ㈱美匠(びしょう)

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墓じまいブログ

墓じまいに関する離壇トラブルを引き起こさないための注意点をご紹介します。

 

お墓を維持することが難しくなった、子孫への負担を減らしたい、

という理由から、最近では墓じまいが行われることが多くなってきました。

しかし、それに伴ってトラブルが起きてしまうこともあります。

 

様々な人が関わり大きなお金を扱うからこそ、トラブルも発生しやすくなるのです。

うまく回避するにはどうすればいいのでしょうか?

 

○寺院とのトラブル

寺院とのトラブルでよく聞くのが、高額な離壇料を請求されてしまうというもの。

寺院にお墓がある場合、檀家をやめるときにはそれまでのお礼として「お布施」を包む慣習があります。

近年では、わかりやすい表現にするために「離檀料」という言葉がよく使われるようになりました。

離壇料はあくまで気持ちであり、法的な根拠はありません。

 

しかし、墓地は寺院にとって大きな収入源でもあるため、墓じまいを阻止するために法外な離壇料を請求される場合が、多数ではないですが少なからずあります。

いくら支払わなければいけないというはっきりとした金額もないため、トラブルになりやすいのです。

 

○トラブルを防ぐには

高額な離壇料を請求されたケースとして多いのが、事前に相談することなく墓じまいの手続きの話を持ち込んでしまったということです。

 

寺院からすると、「ご先祖代々の御遺骨を、遺族に代わってお参りしている」という意識でお墓を守っているのに、何の前触れもなくそのような話を持ち出されては、礼を欠いていると思われてしまうのかもしれません。

 

墓じまいを考えた時点で何かしら報告する、相談をするというように、寺院と良好な関係を保つように少しでも配慮することで、トラブルを防ぐことができます。

 

○墓じまいにおける注意点

ここまで離壇料におけるトラブルをみてきましたが、寺院との話し合いだけでなく、親族との話し合いもとても大切です。

親族間における話し合いは時間に余裕をもって行い、お墓をなくすのではなく新たな形で供養するのだということを理解してもらいましょう。

 

そして、墓じまいをするためにはどのような書類が必要なのか、早い段階で確認することにも注意してください。

必要書類や費用に関することは専門の代行業者に依頼するのもいいでしょう。

 

このように、墓じまいの手続きをする前の早い段階で親族や寺院と相談しておくことで、問題が起こる心配もないでしょう。

少しの配慮で、大きなトラブルを防ぐことができ、安心して墓じまいをすることができます。

ぜひ参考にしてみてください。