墓じまいブログ
- カテゴリ:墓じまい
- 更新日:
墓じまいをした後の御遺骨の供養方法とは?
みなさん、こんにちは。
最近、墓じまいが注目されているのをご存知でしょうか。
墓じまいをしたことのない方にとっては、わからないことが多いと思います。
そこで今回は、墓じまいをした後の御遺骨の供養方法についてご紹介致します。
□墓じまい後の御遺骨の供養方法
墓じまいした後の御遺骨の供養方法には、大きく分けて【永代供養・手元供養・散骨】の3種類があります。
・永代供養
墓じまいをした方の60パーセントの方が永代供養をします。
永代供養では、合祀墓という他の方の御遺骨と同じ場所に御遺骨が収められ、永代にわたり供養が続きます。
永代供養は、他の方法に比べて管理費などがかかるため、費用が高くなります。
金額は、お寺や御遺骨の柱数によって異なりますが、最初に相当の費用がかかることを念頭に置いておいたほうが良いでしょう。
・手元供養
手元供養は、故人の御遺骨を「手元に置く」新しい供養の形のことです。
手元供養だと、御遺族の裁量で御遺骨を供養することができ、他の方の御遺骨と混ざることはありません。
手元供養にすると、火葬した御遺骨をパウダー状に加工し、自宅に飾っておけるサイズの骨壷に収めたり、綺麗に洗浄した御遺骨をペンダントやブレスレットなどにして持ち歩いたり、オブジェにしたりすることができます。
手元供養のメリットは、御遺骨を安置している場所に行かなくても、常に大切な人を身近に感じられることができることです。
・散骨
散骨とは、別名「自然葬」とも言われます。
御遺骨を火葬した後、粉末状にし、山や海、空へそのまま還す葬送方法のことを言います。
散骨には様々な種類がありますが、散骨の一番ポピュラーな方法は海洋散骨です。
海洋散骨とは、故人の御遺骨を海に還す方法です。
海洋散骨には、個別散骨と合同散骨、委託散骨の3種類があります。
個別散骨は、1組で船を貸し切り、合同散骨は、2~3組で船を貸し切って散骨を行います。
委託散骨は、ご遺族が船に乗車することなく、業者に全て任せて海洋散骨を行ってもらう方法です。
委託散骨では、業者が1回に複数の御遺骨を散骨した後、写真や散骨証明書をご遺族に送付します。
□さいごに
墓じまい後の御遺骨の供養には、このように様々な方法があります。
墓じまいを検討される際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
株式会社 美匠は、御遺骨をきれいに清潔に洗浄する洗骨や、パウダー状に仕上げる粉骨など各種サービスをおこなっております。
また、弊社では時代や個人の考え方に合わせて最適な方法でご先祖様を大切に供養し続けるお手伝いを行っておりますので、御遺骨の供養についてもお気軽にご相談ください。