墓じまいブログ
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墓じまいの後は散骨がおすすめ?その種類と注意点とは?
墓じまいをしたいけれども、そのあとの御遺骨をどうするべきかお悩みの方は多いのではないでしょうか。
永代供養墓や納骨堂での供養が一般的かもしれませんが、今回は散骨をご紹介したいさせていただきます。
□散骨の種類
自然に還すことができるとして最近では人気がある供養の方法の一つです。
主に2種類あります。
*海洋散骨
海に散骨します。
一般的に散骨と言えば海洋散骨を行う方が多いです。
親族で船を貸し切って行う個人散骨と、他のグループと乗り合わせて行う合同散骨、業者に任せてスタッフのみで行う代理散骨の3種類があります。
*山散骨
山へ散骨します。
海洋散骨に比べるとこの方法で散骨する方は少数です。
散骨する山を誰が所有しているのかで大きく3種類に分けることができます。
まず、自身や知り合いが所有している山です。
ここには好きなタイミングで行うことが可能です。
二つ目は業者が所有しているもの、三つめは自治体などが管理しているものです。
他にも宇宙やツアー形式になったものもあるので、興味がある方はぜひ調べてみてはいかがでしょうか。
□散骨する上での注意
散骨をする際は、ルールが存在します。
以下のことを守って、他の方へ迷惑をかけることなく故人を偲びましょう。
*必ず粉骨をする
海に限らず散骨をする場合は、必ず粉骨をする必要があります。
自然へと還りやすく、さらに御遺骨であるとわからないようにするために直径2㎜以下と規定されています。
*迷惑が掛からない場所を選択
海の場合、特に養殖場や海水浴場の付近ではトラブルが起きてしまう可能性があります。
また山散骨の場合、その土地の所有者に了承を得ることが必要です。
*環境に配慮する
お供えとして花束や飲み物などを持っていくかもしれません。
そのとき、ビニール部分は外して手向けたり、飲み物の容器は持って帰ったりとゴミになるものは残さないようにしましょう。
環境に負荷がかからないようにすることはとても大切です。
□終わりに
核家族化や少子高齢化がすすんでいる社会においてお墓参りが難しいという悩みを持つ方も多いのではないかと思います。
そんな方はぜひ散骨を検討してみてはいかがでしょうか。
お墓参りに行けないという悩みはなくなり、さらに維持費がかからないというメリットを持ちます。
あなたのご先祖様もお墓であなたの負担になりたいとは思ってはいないのではないでしょうか。
さらに個人のお墓がないことはあなたの子どもや孫の負担を軽くすることにもつながります。
今までの形にとらわれず、新しい形での供養をご検討されてみてはいかがでしょうか?
株式会社 美匠では、御遺骨をきれいに清潔に洗浄する洗骨や、パウダー状に仕上げる粉骨などの各種サービスをおこなっております。
また、提携業者による海洋散骨も承っておりますので、お気軽にご相談ください。