墓じまいブログ
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「お墓を撤去したい」墓じまいの流れと墓石の処理
少子高齢化が進む日本において墓じまいの話題は珍しいものではなくなってきました。
「墓じまいをしたいけれど具体的にどうすればよいのかわからない」
そうお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は、その流れについてご紹介させていただきます。
□墓じまいとは
お墓から御遺骨を取り出して、お墓は寺院や霊園に返還し、御遺骨は管理しやすい場所に移動などを行って供養することです。
お墓を引き継ぐ子供や孫がいない、何らかの理由でお墓参りをすることが難しいといった理由で最近墓じまいをするご家族が増えてきています。
このあと取り出した御遺骨は、永代供養、樹木葬、散骨などの方法で供養するか、管理しやすい新しいお墓へ移動します。
永代供養は寺院や霊園が御遺骨の管理や供養を行ってくれるので安心です。
□墓じまいの流れ
*関係者と話し合う
しっかり話し合わなかったために後で関係者と揉めてしまった、というような事態を避けるためにも話し合いはしっかり行いましょう。
このときに御遺骨の供養の方法も様々であるため、最適な供養の方法を話し合うようにしましょう。
*現在のお墓の管理者との連絡
お墓の撤去などには管理者の承諾が必要です。
管理者の方に必要な手続きを教えてもらい、手続きを進めましょう。
埋葬証明書の発行なども依頼できます。
*工事の手配
お墓の撤去や御遺骨の取り出しなどを行う業者を手配しましょう。
管理者の方と相談しながら手配をすすめていくと後々トラブルに発展することが少なくなります。
*新しい供養先との連絡
新しい供養先の寺院や霊園の管理者に受入証明書を交付してもらう必要があります。
散骨などを行う場合は手順が様々なので自治体に問い合わせましょう。
*市町村へ申請
市町村に改葬許可証を発行してもらう必要があります。
この書類で御遺骨をお墓から取り出すことが可能です。
*お性根抜きと墓じまい
魂抜きや閉眼供養ともいわれるお性根抜きで、お墓に宿る魂を一時的に抜く作業を行います。
お性根抜きの後、お墓の解体などを行います。
このとき墓石を撤去する必要もあります。
*御遺骨を新しい場所で供養
ご関係者様で話し合った供養方法で新しく供養します。
供養方法は主に合同供養墓、納骨堂、樹木葬、改葬が挙げられます。
□おわりに
最近では墓じまいも珍しいことではなくなってきました。
抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、ご先祖様はお墓であなたの負担になるようなことは望んではいないのではないでしょうか。
「何から始めればいいのか・・・」
そう思われた方は一度お墓じまい業者にご相談されてみてはいかがでしょうか。
株式会社 美匠では墓じまいの費用や改葬許可申請手続き・墓じまい後の供養方法・業者選びで気になる点など、墓じまいに関するあらゆるお悩みを解決致します。
ぜひ一度ご連絡ください。