墓じまいブログ
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墓じまいを検討する時期や業者に依頼する適切なタイミングとは?
墓じまいを検討する時期について
○墓じまいを行う時期は自由
実際に墓じまいを行う為には、親族で墓じまいを行う事になった経緯や事情等、説明する時間や話し合いの時間も必要になります。それに墓じまいと一言で言っても、改葬までの費用を考慮するとそれなりの費用も発生してきます。よって、墓じまいの費用に関しても親族負担に配慮するのであれば、費用を貯蓄する時間というのも必要にな場合があります。その為、墓じまいについてあまり相談せずに実施してしまう事はお勧めしません。
特に墓じまいの時期に決まりはありませんが、改葬までを含めた墓じまいになると、親族と色々相談してから改葬完了するまでには、目安として数か月かかります。また、場合によっては数年以上かかるケースもあります。墓じまいから始まり改葬までの間にはいろいろな法要もあるので、自分が後継者の場合であれば、親族を集めたり場所を確保したりと体力や気力も要します。もし親族との相談等に時間を要し、墓じまいの完了までに5年かかるとなると、例えば現70才の場合、改葬完了が75才になります。このように考えると、墓じまいは年齢的には早い段階で実施しておく方が後々自分自身が楽になるので、そういった事も念頭に入れながら進めて行くのがコツです。
墓じまいを行う動機
○自分を見つめ直す時間が確保できた時
例えば、自分が長年勤めていた職場を定年退職し、その後、再雇用された場合には、通常の仕事の第一線から退く形になるので仕事に関する責任は少なくなりますよね。そうした中で日常生活を過ごす内、仕事以外の事についても考える時間と言うのが自ずと増えてきます。自然と自分を見つめ直す事ができる時間を持てる事で、お墓の後継者についても具体的に考え始めるきっかけになります。考えていく中で、お墓の後継者がいないと分かった時に、真剣に墓じまいについて検討し始める方は多くいらっしゃいます。
○自分自身の終活を自覚した時
まだ自分の身体が元気に動く内に、自分自身の終活について考える方も多くいらっしゃいます。終活の項目には、例えば、介護や葬儀方法等をはじめ、自分自身のお墓についても考える方は多いです。やはり、お墓の後継者がいないと分かった時に、墓じまいについて検討し始める方は多くいらっしゃいます。
業者依頼の適切なタイミング
○お盆は避けた方が賢明
墓じまいを検討する上で避けたい時期はお盆です。その理由は、菩提寺の御住職が忙しい時期の為、中々アポイントを取る事が難しいからです。墓じまいを行う際には、まず初めに檀家としてお世話になったお寺の御住職に相談する事から始まります。墓じまいに至った経緯と事情を説明して、お寺の理解を得る必要があるからです。お盆の時期はお寺も忙しくなっているので、檀家の事を優先してしまって中々十分な時間が取れず、しっかり話し合いができないままになってしまう恐れもあるので、お寺が落ち着いている時期がお勧めです。
また、実際に墓じまいが行われる際には、まず初めに親族が集まって閉眼法要をします。この法要は、お寺の僧侶がお墓に宿ったご先祖様の魂を抜く供養が行われ、これはとても大事な法要になります。しかし、お盆の忙しい時期に閉眼法要が重なってしまうと、法要の時間が取れなくなるケースも考えられます。その為、お盆時期は墓じまいについて相談するにも、閉眼供養をしてもらうにしても、中々十分に時間を確保できないので、避ける事が賢明です。
墓じまいに備えて準備しておく事
○墓じまいにかかる費用の準備
墓じまいを行う際には、墓石を撤去したり処理したりする費用をはじめ、その際にかかる閉眼供養等のお布施代、御遺骨の新しい移転先にかかる費用等、墓じまいを始めてから完了するまでには色々と費用が発生してきます。墓じまい後には、ご先祖様の供養や管理について色々な方法があります。また、暮らしている地域によっても金額は異なります。その為、大体どの程度の予算が必要になるかを調べて、その金額を準備しておく事が必要です。
○墓じまいの手続を理解しておく
実際に墓じまいをするとなった際に、墓じまいから改葬までを行う場合、現在のお墓がある市区町村や墓地管理組合等と様々な手続きが必要になります。例えば、現在あるお墓が遠方にある場合、何度も遠方に足を運ぶ必要があり、交通費や滞在日数を要する事もあります。また、閉眼法要の手配や、その他さまざまな手配や手続きが必要となります。すべてを自分で手配したり手続きしたりするのは難しいですが、㈱美匠は、全国の墓じまいが可能で、色々な手配や手続きのサポートも行っているので、依頼者の負担軽減にも繋がっています。
○墓じまい後の御遺骨の納骨先を決める
墓じまいは単にお墓を撤去して終わりではありません。お墓から取り出した故人の御遺骨をその後どのような形で供養するか決める必要があります。墓じまい後の御遺骨の管理や供養方法には、家族や親族等が参拝しやすい場所に移す改葬、永代供養、散骨、樹木葬など、多様な種類の方法があります。御遺族にとってどの方法が最適であるか考慮する事や、費用に関しても様々なので家族の考えや予算に合った方法を選ぶ事が大切です。